日本,イギリスでの産学連携2008年02月17日 16時43分49秒

最近は大学も企業と連携をすることが重視されてきています.産学連携ということで,研究をしていて発明をした場合にどうするかということを,真剣に考えています.また,企業と提携した場合に利益相反を防ぐにはどうするかということをパンフレットを通じて周知させています.
私の場合,「研究を最初にやった人を尊重し,論文の著作権を保護する」という最低限のルールさえ守ってくれればいいと思うのですが,そうもいかないのでしょう.

産学連携はアメリカで積極的だと思うのですが,イギリスではどうなのでしょう.UK-JAPAN 2008に伴う企画て『日英セミナー:「技術移転と産学連携 - ベストプラクティスの共有」』というもの京都大学で行われます.
技術移転と商業化は,特に工学部では重要な問題です.理学系でも応用の効く物理や化学,生物だったら考えるべき人たちが居るでしょう.ただ,これでも戦前の理化学研究所のように,発明で得た資金で自由に研究できるという,研究者の理想郷の再現は難しいのではないかと思います.

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