Newton vs Einstein2008年02月05日 15時05分03秒

「世界で最も偉大な物理学者は誰か?」と選択肢を挙げずにアンケートを取ったら、一般の方はアインシュタイン(Einstein)を挙げるのではないでしょうか.
それでは,「ニュートン(Newton)とアインシュタインでは?」と聞かれたらどうでしょうか.

イギリスの王立学会(Royal Society)が2005年11月に行った調査によると,面白い結果が出ています.1363名の一般の方にオンラインで投票してもらった結果は,50.1%対49.9%でニュートンでした.ところが学会のメンバー345人の調査では,61.8%対38.2%と差をつけてニュートンでした.
アインシュタインは相対性理論で絶対座標の否定,質量を持つ物体の速度は光速を超えられない事,質量とエネルギーの等価性などを示した他,太陽電池等の原理になる光電効果を説明したり,ブラウン運動の解釈を与えたりしました.他にも量子通信分野で長く検証された EPS パラドックスを晩年には提唱しています.
ニュートンは力学の三法則,万有引力の法則が有名ですが,微積分を発展させ物理の礎を築いたなどという点で,彼が居なければ物理学がなかったかもしれないと言う点があります.
こう考えてみると,『創始者』と『飛躍的に発展させた中興の祖』を比較するようなものですね.

では,このアンケートを他の国で取ったらどうなるでしょう?例えばニュートンの居たイギリスではなく,アインシュタインが居たドイツやアメリカだったら?