ポスドクたちとお話2009年04月11日 22時58分16秒

昔所属していた研究室で,ポスドクたちとお話をしてきました.
学位を取り立てで,いよいよ研究に邁進しようという若手研究者の夢を聞くと,自分の昔の姿が思い出されます.そういう時に,
「先輩の今までの経緯を詳しく教えて下さい」
といわれても,他の人が容易にマネできない様な事をしてきたので,参考になるかは分かりません.しかも,超一流の研究者のように順風満帆な研究者の人生を歩んでいる訳ではないので,夢を壊す事になるかもしれないと予め注意しつつ,少し話しました.
専門分野で任期付の職を得て,その任期が切れた時の事,分野を変えてまた任期付の大学教員の職を得て,再び任期が切れた時の事.さらに分野をやや戻して,職を得た事等.
傍から見ていると,分野を変えて職を得ているのは不本意だと思われる様ですが,現実に直面するとそうも言っていられませんし,不本意でない範囲でキャリアパスを探してきたつもりです.

いずれにせよ,自分の将来の事を見据えて,意味のある研究に邁進する若者たちは後押ししようかなという気にはなります.酒を酌み交わしつつという場面でしたが,そういう所で前向きで有意義な話が出来るのは,研究室の飲み会であるという所の特徴かと思います.
あまりに活気のない研究室だと,こういう事も無く,ただダラダラと酒を飲み続け,しまいには酒に飲まれた状況で朝を迎えるという,非生産的な事も起きてしまうのではないでしょうか.そういう研究室だと,やる気の無い年配の研究者はともかく,巻き込まれる学生たちが気の毒に思います.