久しぶりに高校へ2010年01月14日 23時08分51秒

高校時代の恩師に「たまに遊びにこい」といわれたので,週末に覗いてみようかと思います.私立なので,土曜日も授業があるのです.
政権交代で「高校の授業料無償化」が公約となっていたので実現されるようですが,私立は無料にはなりません.補助が出るだけです.
高校,大学,大学院での短い教育経験から考えると,「授業料無償化」は長い目で見るといい事ではありません.
  • 無料であると,受けるありがたみがなくなる.
  • 無償化では学校の予算が大丈夫なのだろうか.例えばただでさえ実験予算が少ないので,増えるのは絶望的.
  • そもそも,すかすかになった「ゆとり教育」を直すべき.
授業料が無料だからといって,すかすかの授業を受けたのでは何もならず,塾に高い授業料を払う事になるのではないでしょうか.それよりもむしろ,塾に行かなくても学力がしっかりつくように,公立学校の教育内容を充実させる方がよほど大事なのではと思います.
大学で,工学部なのに中学生の数学が出来ない学生が続出して愕然としました.団塊の世代の大量退職で,彼らですら「技術者」として現場で業務に従事する事を考えると,非常に恐ろしい事になると思います.

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