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4月27日の事業仕分けスケジュールも公開されました．
気になるワーキンググループBを見てみます．やはり研究に関するものがいくつもあります．

• 医薬基盤研究所
  • 基盤的技術研究
  • 生物資源研究
  • 基礎研究推進事業
  • 実用化研究支援事業
  • 希少疾病用医薬品等開発振興事業
• 建築研究所
  • 建築及び都市計画に係る技術に関する調査、 試験、研究及び開発等
• 情報通信研究機構
  • 新世代ネットワーク技術の研究開発
  • 民間基盤技術研究促進業務
  • 情報通信ベンチャーへの出資

書き漏れがあるかも知れません．私が知っているのは，最後の情報通信研究機構です．特に新世代ネットワーク技術の研究開発は，ますます情報がやり取りされる通信網を如何に整備するかという根幹をなすものです．IT社会を支える基盤技術といって過言はありません．

4月23日の事業仕分け結果が掲載されました．
国際協力機構 (JICA)がかなりやられているという印象です．たしかに事業仕分け前から厚遇が指摘されていました．
国立病院の診療事業はどうなのでしょうか．私は人口の少ない地域に住んでいないので何とも言えませんが，診療事業には災害拠点病院やへき地拠点病院，地域医療支援病院等という，重要そうに見えるものがあります．規模縮小で悪影響が出ないか気になります．患者の多寡や収益に注目するだけはなく，病院で診察を受けている患者の意見も仕分けでは反映しているか気になります．
さて，今回の仕分けに関して興味深い意見を聞きました．「無駄な予算を削減すると民主党を中心とした政権が息巻いているけど，平成22年度予算を作ったのは現政権です．」よく考えればそうです．昨年度の事業仕分けは自公政権の時の予算ですが，今回の事業仕分けの対象となる予算は，現政権が成立させました．つまり，「自分たちで自分たちが作った無駄を削ろうとしている」とも言えるかと思います．
また，今朝とんでもないニュースがありました．

子ども手当：韓国人男性が５５４人分申請　孤児と養子縁組（毎日新聞）

さすがに申請を受けた兵庫県尼崎市，照会を受けた厚生労働省は拒否したそうですが，こういう養子縁組の申請をどこまで受け入れるかによっては，予算がいくらあっても足りない状況になるのではと思います．

4月26日の事業仕分けラテ欄，速報が公開されました．

事業仕分けラテ欄
事業仕分け詳細と結果速報

ラテ欄からネット生中継のリンクが張られています．