教育改革国際シンポジウム2008年03月04日 14時08分26秒

UK-JAPAN2008のイベントは,いいものが目白押しです.科学技術関係ですと,教育改革国際シンポジウムが今週末に行われます.「日本の子どもたちの学力が世界第*位」という発表がなされたので有名な PISA テストの結果や,国の学習指導要領の改訂状況,「科学的リテラシー」の現状と今後について討論するそうです。
講演者の中には,今の極端な「ゆとり教育」導入を決定した時の文部大臣,有馬朗人氏もみられます.恐らく導入時にはここまで日本の初等,中等教育(と、そこから繋がる高等教育)がガタガタになるとは思わなかったのでしょう.どんな話になるか気になります.
民放のテレビで怪しい占いやスピリチュアルの人をもてはやす風潮があります.10年ほど前に新興宗教団体で日本中が大騒ぎした事をはじめとして,霊感商法などの被害が後を絶ちません.こういう商売の片棒を担いでいる事を,テレビ業界の人たちは自覚しているのかとも疑いたくなります.「科学リテラシー」は子どもたちだけではなく,子どもを取り巻く大人たちにも必要なのではないかと思うところです.