民主党マニフェストを見てみると2009年11月26日 23時16分11秒

民主党マニフェスト2009には,面白い事が一杯書いてあります.例えば 16ページからの『マニフェスト政策各論』で,
15 全ての人に質の高い教育を提供する
というのがあります.また,
大学生、専門学校生の希望者全員が受けられる奨学金制度を創設します。
と謳っています.学生教育支援機構の奨学金の採択率は年々低下しています.応募しない方,裕福などの理由で採用されない方がだいぶいらっしゃるのですが,ここを見ると,大学生,短大生で利用している人は3.1人に1人です.予算を削減する事はこの比率を下げる事になり,事業仕分けと矛盾していませんか?
他にも,日本経済の成長戦略には
IT、バイオ、ナノテクなど、先端技術の開発・普及を支援します。
と書いています.この一連の事業仕分けでは真逆の方針を取っていませんか?

「マニフェストに書いた事は守らなければならない」 として子ども手当の予算をひねり出そうと事業仕分けをするならば,マニフェストの他のところに書いてある事を犠牲にしていいのでしょうか.大変疑問に思います.

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