しし座流星群2009 日仏対決 ミニシンポジウム2009年10月24日 21時28分52秒

以下の様なシンポジウムが行われるそうです.
興味がおありの方は,プロの研究者に限らずアマチュアでも参加可能ですのでご参加ください.
○しし座流星群2009 ミニシンポジウムのご案内

しし座流星群は、今年、およそ500年前に放出されたダストが形成する
ダスト・トレイルとの接近により、活発化すると予想されています。
そこで、昨年いち早くこの予報を発表した、流星研究の第一人者であり
国立天文台の客員研究員として滞在中のJeremie Vaubaillon氏を迎えて、
今年のしし座流星群に関するミニシンポジウムを開催致します。
なお、本シンポジウムは、流星研究者のみならず、アマチュアの方にも
広くご参加いただきたいと考えております。興味のある方は、ぜひ
ご参加ください。

開催日時:2009年10月31日(土) 13:00-16:30(予定)
場所:国立天文台 解析研究棟 大セミナー室
参加費:無料
内容概略(予定):
 ・しし座流星群の概略
   −渡部潤一(国立天文台)
 ・今年のしし座流星群のダスト・トレイルの状況と出現予想
   −Jeremie Vaubaillon(パリ天文台/国立天文台客員研究員)
   −佐藤幹哉(国立天文台)
 ・ディスカッション、その他

注意事項:
※アマチュアの方が多数の場合、Jeremie氏の発表には簡単な通訳を行う予定です。

問合せ先:佐藤幹哉(国立天文台)
     leonids2009@kaicho.net

「ゆとり世代」の就職2009年10月24日 22時01分26秒

私が大学の教壇に立っていた頃,中には非常に困った学生さんが居ました.
レポートの期日は遅れる,試験の出来は非常に悪い.でも単位は欲しいと騒ぐ学生.
同僚に相談したらそういうのはまだましで,成績の事で親が大学に文句を言ってくる事もあるとか.「自分は中学校の教師じゃないよ」と嘆いていました.
「こういう学生さんを企業は採用するのかな?」と思っていたら,こんな記事が出ていました.

2010年卒就活生に「ゆとり世代を感じた」人事担当者5割超【楽天調べ】

ちょっと抜粋しますと,どのようなところで「ゆとり世代」を感じたかという点で
  • 欠勤の連絡を親がしてくる
  • 『どこに就職したら良いのか教えてほしい』と言う人が多い
  • 義務は果たさなくても主張だけはする
だそうです.最後の話は最初に書いた単位の話と似ています.
それにしても....学力はともかく社会常識も欠如してしまっては,就職できなくても仕方ないのではないでしょうか.私はいわゆる「就職氷河期」の世代ですが,ここまでメチャクチャな人は周囲には居なかったように思います.
企業側も,こういう困った人を「新卒」だからとありがたがって採用せず,「就職氷河期」で派遣社員となって困っている人たちに再チャレンジの機会を与えた方が,採用する側もされる側も幸せになるのではと思います.今の時代,変な社員が問題を起こしたら,すぐにネットで話が広まってしまい,経営に影響が出る時代です.