iPS細胞に関するシンポジウム ― 2008年04月06日 19時25分55秒
昨年,京大の山中伸弥教授のグループが作成したヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)は,まだ実験段階ではあるものの,ヒトクローン技術の捏造騒動で落ち込んでいた「万能細胞」に対する期待を再び抱かせるものでした.同時にアメリカのグループも発表したため,日本では国を挙げて研究を推進しようとしています.例えばここをご覧になると分かるでしょう.
一方,クローン技術ではクローン羊のドリーの誕生は世界中に衝撃が走りました.ドリーを誕生させたのは,イギリスのイアン・ウィルムット博士率いるグループです.
iPS細胞はガンの発生の可能性が通常の細胞よりも高い事,クローン技術は出生時の体重が重い事や死亡率が高い事という事が,未解決の問題として残っています.まだ技術的に研究すべき事は沢山ありますし,さらには倫理面等から文系の方々も積極的に問題に取り組むべきであると私は考えます.
さて,これらの話題に関して一般向けのシンポジウムがUK-JAPAN 2008の公認イベントとして開催されます.
一方,クローン技術ではクローン羊のドリーの誕生は世界中に衝撃が走りました.ドリーを誕生させたのは,イギリスのイアン・ウィルムット博士率いるグループです.
iPS細胞はガンの発生の可能性が通常の細胞よりも高い事,クローン技術は出生時の体重が重い事や死亡率が高い事という事が,未解決の問題として残っています.まだ技術的に研究すべき事は沢山ありますし,さらには倫理面等から文系の方々も積極的に問題に取り組むべきであると私は考えます.
さて,これらの話題に関して一般向けのシンポジウムがUK-JAPAN 2008の公認イベントとして開催されます.
- タイトル:シンポジウム「iPS細胞研究の展望と課題」
- 日時:4月15日(火)
- 会場:東京・渋谷 津田ホール
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://astrolink.asablo.jp/blog/2008/04/06/3001583/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。