提言型政策仕分けの結果から2011年11月22日 20時02分19秒

提言型政策仕分けの11月21日の評価結果を眺めています.
大学教育がどうなるかと思っておりましたが,やはり法科大学院は見直しが妥当との事です.74校,定員5800人も作ってどうしようというのでしょう.そんなに検察官,裁判官の枠が増える訳ではないので,弁護士を激増させるつもりだったのでしょうか.それにしてもこんなに増やしたのでは,相当レベルの低い大学院生が大発生しそうです.
法科大学院に限らず,日本には内容が伴っていない大学,大学院が多い気がします.
科学技術については,提言内容で一つだけ注目に値するものがあります.


科学と技術は分けて考えなければならない。科学(宇宙の起源等)については、ゴールがないので 評価できないし、なじまない。一方科学を利用した技術の方は明確なゴールがあり、期限を切って評価し、やめることも決断すべきだと思う。民間資金は目的と期限が明確な技術開発を中心にし、科学 (基礎研究)の分野は公的資金が不可欠だと思う。

これは大学の理工系の先生でしょうか.よく分かっていらっしゃると思います.それに引き換え,他のコメントは金勘定が第一の印象を強く受けます.

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