JAXAi特別トークセッション2010年12月28日 17時13分43秒

JAXAiのクロージング特別トークセッションが18時半から,丸の内オアゾ1階「○○広場(おおひろば)」で行われます.
用意された60の椅子席は既に満席です.報道機関の方も取材にいらっしゃるようです.トークセッションのレポートは後ほど.
JAXAiも昨日以上の大混雑です.「あかつき」への寄せ書きにプロジェクトリーダーが一言メッセージを記していて,そのメッセージを来た方が写真に撮っているという,不思議なことも見られました.

JAXAi閉館イベント報告12010年12月28日 22時15分31秒

JAXAi閉館イベント報告です.長いので分割します.
夕方のトークセッションに行きました.用意されている椅子席はわずか60.開始2時間半前にはロープが張られて入れませんでしたので,丸善に行って本を眺めて,1時間半前に戻ってきました.そうしたら,ギリギリ座れました.
最終的には目測ですが,1階だけでなく上の階から見ていた人、隣のバールに居た人も含めて,300人は聞いていたのではないかと思います.報道陣はロープが張られたところで撮影していました.

JAXAi閉館イベント報告22010年12月28日 22時19分21秒

特別トークセッションは「理事長およびJAXA職員」となっています.
このJAXA職員が誰だろうかということなのですが,「さすがJAXA!」といいたくなる人選でした.一人目は星出彰彦宇宙飛行士,そして二人目は「はやぶさ」の川口淳一郎プロジェクトマネージャーでした.特に川口氏が出てきた時は,どよめきと拍手が起こりました.そして立川敬二理事長
まずは進行役の寺門和夫氏と一人ずつが10分ほど対談.その後,全員が壇に上がって話すという形式でした.星出宇宙飛行士は,スペースシャトル廃止により日本のこうのとりが国際宇宙ステーションへの物資輸送に欠かせないという事等を強調していました.それから川口プロジェクトマネージャーは今後,他の惑星や衛星等へ探査機(宇宙船)を送ってサンプルリターン,その後は有人飛行も視野に入れて,次の世代の研究者がアイディアを出して頑張ってほしいという事などを話していたと思います.立川理事長は,日本が宇宙開発のトップクラスの技術を持っていて,今後も維持していく事を力説しました.限られた予算の中で,様々な分野で世界のトップを目指して研究開発を進めるという事です.

写真は左から寺門氏,立川理事長,川口プロジェクトマネージャー,星出宇宙飛行士です.

JAXAi閉館イベント報告32010年12月28日 22時28分53秒

特別トークセッションは大盛況のうちに終わりました.セッション後,マスコミの取材が3名に殺到していた様で,一般人は遠くから眺めていました.この写真はトークセッションの中段あたりから撮影したものですが,混雑の様子がよく分かるかと思います.
この後,1階に居た人たちは2階のJAXAiを目指していこうとしますが,JAXAの職員が「入場制限のため入れません」ということを繰り返し説明していたため,前のエスカレーターを上り下りしたり,向かいの丸善から眺めたりしていました.

JAXAi閉館イベント報告42010年12月28日 22時31分32秒

JAXAiは閉館10分前(19時50分)に「蛍の光」を流して退場を促します.ただ,今日ばかりはお客さんもなかなか帰ろうとしません.あまりの混雑のため,普段は記念撮影できる宇宙服を片付けていたのですが,それでも混雑が凄まじく,入場制限となったようです.今日だけで来場者は4700名という報道もあります.(今年は25万人,開館していた6年間で116万人だそうです)
いよいよ20時の閉館時.普段はドアを閉めるだけなのですが,今日は職員がお礼の挨拶を述べて深々と一例.ドアを閉める時も一例.このとき,来場者および周囲で見ている方の拍手と歓声がしばらく鳴り止みませんでした.
マスコミの報道では見られないと思われる,遠くからの閉館の様子です.いかに大勢の方が来たかが分かるかと思います.