大型科学技術予算の仕分け2010年04月22日 21時49分22秒

4月26日(月)に大型科学技術予算が事業仕分けの対象となります.
これらは明らかに日本の基礎研究を支えている独立行政法人です.くどいようですが,これらの研究機関の研究費を削減する事は,日本の科学技術の進歩を止める事になります.
日本学術振興会科学研究費補助金も研究者の命綱である事は以前に書きました.科学技術振興機構は細目が多いので説明が大変ですが,重点を置くべきテーマに研究費や補助金を支出しています.
これらの独立行政法人は税金で活動している以上,納税者には説明する義務があると考えられます.もちろんの事ながら,Webページ等で分かりやすく説明しています.一例を挙げます.
取り上げ方に統一性がないような気がしますが,一般向けに分かりやすく説明する資料は上記のように公開されています.こういうものを一読すれば,必要か不要かが判断しやすいのではと思います.
仕分け人たちはこういう資料,あるいは同等の資料を読んで,残すべきかどうかを判断する必要があるでしょう.そうでなければ,不要かどうか判断することなど出来ないと思います.
行政刷新会議は「国民的な観点から(中略)国、地方公共団体及び民間の役割の在り方の見直しを行う」としています.私は,平均的な国民は前回の仕分け人ほどものわかりの悪い方達ではないと信じております.

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://astrolink.asablo.jp/blog/2010/04/22/5036384/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。