「京」が1位2011年06月21日 20時04分29秒

理化学研究所 計算科学研究機構の次世代スーパーコンピュータ「京」(K-computer)が,2011年6月に公表されたベンチマークのLINPACKの性能リストにおいて,1位となりました.おめでとうございます.
2位じゃダメなんですか?」といわれた,あのスーパーコンピュータです.諸外国でも同等のスーパーコンピュータ開発計画があるので1位は難しいと思っていましたが,これは技術者の意地でしょうか.それとも外国の戦略ミス?

蓮舫に取材が殺到したようですが,事業仕分けのときのコメントについて「前後の発言を見れば真意ではないと分かる」と弁解しています.それでは議事録を見てみましょう.この発言の前に異様に長い発言をしている仕分け人が居るのが気になるところです(一時期,円周率の桁数世界一になった方ですね).説明者の説明もイマイチですが,前後を読んでも1位になる意義を否定していると取られて仕方ないと思います.
この件,おそらく仕分け人の多くが分かっていないのは,スーパーコンピュータは国によっては軍事と直結するので,そう簡単に他の国に売ってくれないという事ではないでしょうか.平和利用でここまで推進しているのは珍しい国だと思います.
この話はこれくらいにしておいて,今回のリストで注目は429位のDEGIMAです.「京」は理化学研究所,富士通その他の総力を結集した賜物です.一方でDEGIMAは,研究者が独創的な発想に基づいて手作りでその辺に売っていそうな数多くのコンピュータを接続して,高い性能を出している事です.計算内容は限られますが,地球シミュレータ2とほぼ同性能の計算機を4000万円ほどで完成させ,2009年に世界中をアッと言わせています.

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