原子力機構からいろいろな情報2011年04月26日 23時32分32秒

日本原子力研究開発機構(原子力機構)のWebサイトが大幅に更新され,特に福島第一原発の情報と,それに対して原子力機構がどう取り組んでいるか,専門知識を活かした一般向けの解説などの情報が充実しました.
リアルタイムでの各拠点の放射線量モニタリング結果,現地でのモニタリングの活動状況などが出ています.これらのデータを文部科学省で集計する作業にも従事しているとの事.ところが,政府からあまり詳細な情報が出て来る頻度が低い様な....一般の国民は「自分の居るところ」の安全度等を知りたい訳ですし,少しこの方面に知識のある研究者はデータを見て検討したい訳なので,情報を随時公開する必要があるでしょう.
一般向けには技術解説がいいのではないでしょうか.
この中に注目すべき事がまず書いてあります.一部抜粋します.

情報の集め方について
  • 噂話は正確でない場合が多いので真に受けるのはやめた方がいいと思います。
  • 文部科学省や食品安全委員会を引用してコメントしているものの中には無責任なものもあるので注意が必要です。

ごもっともです.PCが使えるならば,他人の話を鵜呑みにせず,キーワードを使って自分で情報源(一次情報)を探し出し確認する事は必須かと思います.もっとも,首相官邸があやふやな情報(「直ちに健康への被害はない」など)を出しているのでは,元も子もありませんけど.