今日は何の日?2009年03月14日 22時40分12秒

「今日は何の日?」と聞くと,ホワイトデーという答えが返って来るかもしれません.この話題は置いておくとして,130年前の3月14日はアルバート・アインシュタインが生まれた日です.
アインシュタインはドイツのウルムで生まれ,まもなくミュンヘンに移ります.15歳の時に,一家の事情でイタリアのミラノに移ります.チューリヒ連邦工科大学の受験に一度失敗し,翌年入学します.この頃には既にドイツ国籍を放棄しています.
大学ではミレーバ・マリッチという女学生と出会います.後の最初の妻となる女性です.大学を卒業後,当時の物理学教授と不仲だったために職を大学に得られず,友人の父親の紹介で特許庁の審査官になります.特許庁での勤務の傍ら,博士号取得のために独自に研究を続け,その成果は1905年,26歳の時に奇跡の年と呼ばれる3本の世界的な論文として結実します.「光量子仮説」「ブラウン運動」そして「特殊相対性理論」です.
今の時代もそういう傾向がありますが,無名な研究者が革新的な理論を提唱しても,なかなか注目されません.この時は量子力学の創始者の一人とされるマックス・プランクに論文が注目され,次第に研究者として脚光を浴びる事になります.
この後の活躍は有名なので,ここでは記さない事にします.

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