ストーンヘンジ,古天文学2008年02月06日 22時55分55秒

日本科学未来館で企画展 「エイリアン展 ―― モシモシ、応答ネガイマス。」が行われます.「UK-JAPAN 2008」の公認イベントです.
ここで気になった事が一つあります.イギリスにはストーンヘンジという不思議な世界遺産があります.なぞの巨石群が並べられているのですが,この並びは例えば夏至の日に太陽が昇る方向を向いておかれている等,天文学の知識を持って立てられたと言われています.4000〜4500年前の建造物と推定されているので,大変な昔に天文の知識が会ったという事になります.エイリアン展ではどういう扱いがされているのか気になります.展示を観に行って,アブない人に出会わなければいいのですが.

さて,中国では3000年以上前に日食が起きたという記録があります.太陽が日中に隠れるのは異常事態ということで,うっかりすると国が滅ぶ事になってしまうので,正確な予測が求められていたようです.
さらに時代が下って1400年前くらいになると,日本でも正確な日食の記録があります.この日食の日をよく調査すると,地球の自転周期がわずかに延びてきている事も分かるそうです.とてつもなく大きな数字の事を「天文学的数字」といいますが,人間の寿命よりも十分に長い人類の歴史を辿ると天文学の思いがけない面からの問題が見つかるようです.

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