ケンブリッジ大学のこぼれ話 ― 2008年02月03日 20時35分27秒
ケンブリッジ大学が世界有数の大学である事は前に述べました.
藤原正彦氏の遥かなるケンブリッジに詳しく出ています.
この本はかなり昔に書かれていますが,雰囲気はそれほど変わらないのではと思います.
藤原正彦氏の遥かなるケンブリッジに詳しく出ています.
この本はかなり昔に書かれていますが,雰囲気はそれほど変わらないのではと思います.
ケンブリッジ大学の数学科のこぼれ話を一つ.
しばらく滞在した友人から聞いた話ですが,数学の教授の部屋の前に,
学生が書いた面白い答案のコピーが貼ってあったそうです.
これが,数学をちょっと知っている人ならば強烈なものでして.
例題は 1/ |x-8| で,x→8 の極限を求める問題です.
1 を割る数を小さくしていく極限で,もちろん無限大(∞)です.
それでは本題はというと,画像に添付した式です.
これも無限大なのです.ところがある学生は,∞ の記号を
8を横向きにしたもの
と解釈し,5 を横向きにして書いたそうです.
笑い話で片付きそうですが,今の日本ならこういう学生さんが居るかもしれません.
もちろん集団の話ですから,トップレベルに凄まじい才能を持つ学生が要る一方で
こういう学生も居るという事で,全体が困ったレベルというわけではありません.
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